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男と女は陽と陰の本質を持っているため、体のすべての部位において、その違いがあります。 男であれば、陽の意味する体質が多く持つほど、男の機能をしっかり守っていると考えられるし、女であれば、陰の体質が多くの部分で占められていれば、女性らしさが発揮できていると考えられます。 ここで、「陽」とはどういう本質があるのかいえば、基本的に「火」や「太陽」を意味すると思っていただければよいでしょう。それらは陽気とも言われるように、暖かさ、ぬくもり、力強さ、激しさ、積極さなどが秘められています。 一方、「陰」は「水」で代表されるように、冷たさを意味すると同時に、柔らかさ、繊細さ、温厚さ、控え目、消極的といった意味が秘められています。
これらの陰陽の考え方で体質を整理しますと、次のようになります。 ① 肉付きで言えば、陽性は筋肉質でずんぐりしていますが、陰性は柔らかく筋肉が外に張り出すことはありません。 ② 身長は、陽性は中程度ですが、陰性はひょろ長いタイプです。 ③ 顔つきは、陽性は太陽のように丸顔タイプであり、陰性は面長タイプになります。 ④ 姿勢は、陽性は背筋をぴんと伸ばしていますが、陰性は猫背のようになります。 ⑤ 話し方は、陽性は早口でやや攻撃的ですが、陰性はゆったりして穏やかで優しい言葉遣いをします。 ⑥ 体温は、陽性は高めでありますが、陰性はやや低めになります。 ⑦ 血圧は、陽性は高めであり、陰性は低めになります。 ⑧ 肌の色は、陽性は褐色に近いですが、陰性は色白かやや青白さがあるでしょう。 ⑨ 髪の毛は、陽性はうすく禿げやすいですが、陰性は濃い目で多いです。
これらから総合判断しますと、男としての陽性をしっかり発揮できるのは、「肉付きがしっかりしていて血色がよく、禿げたおじさん」というタイプです。 こういう男性は考え方も前向きで、人生を果敢にアタックするだけの器量があり、性的にも強く、前戯もそこそこで、春の桜のようにパッと咲いてパッと散ってしまう傾向があります。 一方、面長で色が白く華奢な男性は、陰性が多いため、手先が器用で指も長く、一気に燃えるようなことはなく、テクニックでカバーするタイプです。 我慢強さとか忍耐心も特徴で、陽性にはない良さがありますが、「いい男」を選ぶ視点からは、やめておくのが賢明です。 男としてのここ一番の迫力に欠けるからです。
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