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特に女性から別れを切り出すのは、男性からそうするのよりもむずかしい。男はなかなかそれを認めようとしないことと、また、男には現実よりも自分のプライドを重んじるところがあるからです。 女性に別れたいといわれた男性は、それに対してあれこれと理屈を並べ立てるに違いありません。なんとか言葉で女性の気持ちを変えさせようとします。 それも無理だと分かった男性は、女性をやんわりと脅したりもします。たとえば、「キミがいなくなると、死んでしまいたくなる」などと。 男は、特に自信の強い男ほど、自分がつき合っている女性から別れを切り出されると、かなり大きな打撃を受けるものです。 男は鈍感ですから、一度体の関係を持ってしまえば、彼女から別れを切り出されることはないと信じきっているのです。
そこで女性が考え出したセリフが、「嫌いになったわけじゃない」です。 男の気持ちをなだめるためには、確かに適切な文句ですが、それをストレートに受け止める男がいるのも事実です。 「嫌いになったわけじゃないのに、どうして別れなきゃいけないのか?」と、男性は女性に詰め寄ります。 女性がそこでちゃんと説明しないと、男性は納得できないままの宙ぶらりん状態になってしまいます。もちろん理解力のない男に問題はありますが、別れたつもりの男性につきまとわれでもしたら女性が困るのも事実です。ここはきちんと説明しておきましょう。 「嫌いになったわけじゃないけど、でも、一緒にいるのは無理。どうしてかというと、いろいろと一致しないところがあるから」と、その不一致部分を細かくあげます。 すると、男は決まってこう言うでしょう。 「そこは直すから」と。 どこまでも理詰めでこようとするのが男です。 それに対してきっぱりと、 「それは直せるものと違うわ」と言います。 細かい説明や不一致部分については説明しているので、そこではくどくどと言う必要はありません。 注意しなければならないのは、もっといい他の男が現れたのが別れる本当の理由であったとしても、それは絶対に言ってはいけないということです。 プライドを傷つけられた男が逆上するかもしれないので、そうなった男はあなたに何をするか分かりません。 刀傷沙汰になる可能性だって考えられますので、要注意です。
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