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男には、女性の優しさには、何か裏があるのではないかと疑問を持つことがあります。 男なら、「釣った魚に餌はやらない」という言葉があるように、男は口説くまでは優しいのに、いったん女性が自分の彼女になるとガラッと態度を変えることがあります。 たとえば、デートで行くレストランのランクを下げるとか、プレゼントの値段を下げるようなことです。 女性の優しさも男をトラップにはめるためなのでしょうか。 男性が自分のものになるまでは優しかったのに、いったん自分の彼になったらいろいろな意味で厳しくなります。 彼の行動を監視したり、他の女性の存在を必要以上にチェックしたり、男同士のつき合いにも疑いの目を持ったり、と女性の側の態度もガラリと変わることがあります。 男も女もお互いさまではありますが、男としては女性に、できれば優しさはずっと変わらないで欲しいと願っているものです。
男がいやなのは、女性が安心しきってしまうことです。安心した女性は恋人にもかかわらず、妻のような態度を見せるようになります。結婚していないのに、妻気取りになることがあり、男は許せないのです。男は別に亭主気取りはしないのに、女性はなぜ妻のように振る舞うのでしょう。 男の変化といったらせいぜいデートへの意欲をなくす程度なのですが、女性の変化はそうではありません。この男をつかまえたいという妙な自信が出てきて、それが男を束縛することにつながっていきます。
安心しきった女に男は魅力を感じなくなってしまいます。安心した女性というのは緊張感がなくなり、どっしりとかまえるようになり、少女のように初々しかった女性が、妻のようにふてぶてしくなります。 男はそれを見てがっかりし、やっとはめられたことを悟るのです。 夫婦の関係ではなく恋人同士の関係だとしても、女性は巣づくりを開始し、同棲するというような具体的な意味でなくても、精神的な意味での二人の居場所を求めたがるのです。 それが女性の一般的な考えなのでしょうが、男はそういう状態に組み込まれたくないと思っています。 女性に縛られるのがいやというよりも、自由でいたいと願っており、それが男という生き物の特徴です。
ですから、最初から優しさは全開せず、小出しにするのがいいのです。 優しさが突然束縛に変わったら、男は驚きますので、優しさはほどほどにして、束縛する素振りは見せないことです。ごく自然に二人でいると居心地がいいと男性に思わせるのがベストです。 そうした環境をつくるには、彼に世話を焼いたり励ましたりするのではなく、彼の自由を尊重することです。彼がしたいようにさせてみる。それで失敗したらアドバイスする。そんな感じがいいのです。それにはいつもべったりの関係にならないように注意しましょう。
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