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女は完全性を秘め、男は進化することが本質


女性の卵子は受精しなければ生理とともに排出されますが、精子が子どもをつくるためだけに生産されるとしたら、卵子と同じように、受精に使われない場合は精子も体の外に排出されてもいいはずです。

ところが、射精などで出て行かない限り、生産された精子は体の中に吸収されてしまうということで、やはり精子は子どもをつくるためだけに存在しているのではないということを意味しています。



使われない精子は進化するために体内に吸収される


また、体内の細胞組織に吸収されることにも意味があるということです。

男は厳しい社会を生き抜いて自分自身を磨いていく宿命があり、それらの遺伝子情報が精子の中にインプットされて、より優れた精子が卵子の核に入ろうと突進するのですが、射精されないときには、それを自分の細胞組織の中に再度取り入れることで、新しい情報としてそのデータを細胞組織に上書き保存しているのです。

これは女性が生まれながらにして完全であるのに対して、男性は進化しなければならないようにできていることを意味していますが、これは男女が神の特性をそれぞれ顕しているということでもあります。


神の特性により、女性は完全性を秘め、男性は進化する


女性は神の「完全性」を、男性は「常に進化し続ける」という神の特性を顕しているのです。

この宇宙をみましても、それと同じで、ビッグバンに始まり、宇宙は完全性を持ちながら進化を遂げているのであり、その長い年月の中で、高等生物である人間まで誕生してきたのです。

このように、男も進化することを生まれながらに宿命付けられているのです。


男を磨かず進歩しない人は、低次元の女性とカップルになる


ただ、男性がすべて社会と戦い努力することで、自分を磨いて進化しているかといえば、そうとは言えず、毎日ギャンブルなどをしてはダラダラと低次元の考え方で生きている人もいます。

それを男女の恋愛や結婚に当てはめますと、男性は自分を日々磨くことで男の器量が大きくなり、女性は男の器量を見抜く眼を持つことで、意識レベルの高いカップルが生まれるということです。

反対に、自分を磨いていない男性は、男を見る眼のある女性には相手にされないため、男を見る眼のない女性とくっついて意識レベルの低いカップルができるということです。


人間は大宇宙の完全性と進化という両面を体現している


神の特性である完全性は円運動に象徴され、進化する性質は直進運動として象徴されますが、この両者の動きが合体すると螺旋運動ということになります。

したがって、遺伝子の本体であるDNAが螺旋運動をしているのは、人間は大宇宙という神を体現していることを示しているのです。

ですから、人間は「宇宙の落とし子」とか「神の子」といわれ、万物の霊長の資格があるのです。




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