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女性よりも男の方が猥談好きというのは、まさにその通りでしょう。 男たちはそういう話をしているときは、表情が生き生きとしていますが、他愛もないと言えば他愛ないのですが、男たちにとっては、一つのレクリエーションのようなものです。 男のつき合いの意味もあり、話に加わらないと、男として仲間はずれにされるような心配があることと、面白おかしく話す男の方が、仲間内で一目おかれることもあります。
女性からしたらくだらないかもしれませんが、男というのは、妙なところで自分を優位に立たせたいのです。ですから、男の猥談は自慢話でもあるのです。自分はこんな体験をしたんだというのが、他の男たちへのアピールとなります。 しかも、こういう話には脚色がつきものです。実体験をもとにいろいろと話をふくらませます。その方が面白くなるからです。かなり誇張された内容の方が聞いている男たちは面白い。だから話がどんどんエスカレートしていくのです。 そして、男の猥談にはもう一つ条件があります。それは笑えるような内容であることです。面白おかしいのが猥談であり、たとえ実体験でなくてイメージで話してもいいのです。こういう話になると、普段想像力の乏しい男でも、なぜかイマジネーションの豊かな男に変身してしまうのです。 女性だって話すことはあるでしょうが、それは男性の話よりもリアルでストレートで、そのうえ、くそ真面目手です。だから、みなで大笑いすることにはなりません。男が聞いたらもちろん笑えないでしょう。 どうしてそうなるかと言えば、男はベッドインでのシーンを客観視できるからです。体は裸なのに足に靴下を履いていたと、自分のそのときのシーンを笑いながら話す男もいますが、女性なら、そんなことはどうでもいいことでしょう。男はどんなときでも冷静に見ている自分がおり、女性のように没頭できないので、ある意味損な役回りです。
飲み会などで、男たちが猥談を始めたら、女性としては一緒になって大笑いするわけにはいかないでしょう。 また、女性によっては、セクハラだと怒り出すかもしれません。それもあまりに大人気ない態度といえます。 そういうときは、にこにこしながら、男たちの話を聞いているのが一番いいのです。子供たちが遊んでいるのを見守るお母さんのような寛容さが求められます。 女性がいくら男より強くなったとしても、男の猥談の意味を理解することは永遠に不可能です。だからこそ、男と女の違いがあり、そして、お互いに不思議に惹かれ合うのです。
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