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女性の理想の男性はというと、「優しい人」というのが定番ですが、この優しいとはどういうことなのかと突き詰めると、分かるようで分からない言葉です。 重い荷物を女性が持っていたら、それを持ってあげるのは優しいでしょう。そういうのは分かりやすい優しさかもしれません。 普通、女性は目に見える優しさを第一に考えます。アメリカ人男性のレディファーストの習慣なども、その優しさになるのでしょう。 想像するに、女性たちの多くは女性である自分に男性に優しくされる権利がある、と思っているのでしょう。「男は優しくする人、女は優しくされる人」という図式ができあがっているような気がします。 男たちだって女性に優しされたい、というのが本音です。 男女平等とか男女均等といわれる現在では、お互いに相手に優しいことが大切であり、その優しさとは思いやりだと思います。
思いやりとなったら、話は簡単です。男性に優しさを求めるのなら、女性も男性を思いやらなければなりません。考えて見ると、一方的な優しさというのはおかしなものです。 男からの思いやりの具体例とは、たとえば次のようなものでしょう。 力の弱い女性を助ける、感情的になりがちな女性に代わって、冷静にものごとを判断する。女性が疲れているときには無理にベッドに誘わない。 お酒に酔ったら女性を介抱する。女性がなかなか決められないとき、決断する。電車内で痴漢に遭っている女性を守る。女性の失敗を許す。女性の間違いを正す。などです。
ついでに男に対する思いやりについて言えば、次のようなことでしょう。 二人でいるときに男がだらっとしたいときには、そうさせてあげましょう。男は社会で緊張しているので、それを解く場所が必要です。 デートのときだが給料前でお金がかかったら、女性がデート費用を払ってあげましょう。どんなときでも男性おごらなければならないという決まりはありません。 いつもおごられてばかりなら、たまにあげるプレゼントは思い切り豪華なものにする。一年に一度の彼の誕生日には、それぐらいしていいのでは。優しくされたいという気持ちは、女性のことを分かってほしいという欲求から出てくるものです。男としては、いつもおごっているのだから、たまにはそのお返しが欲しい、と思うのです。 男として頑張りすぎるのをやめてもいいよと、言葉や態度に出して言いましょう。ドライブの途中で道に迷ったら「わたしが聞いてきてあげる」とクルマから降りて聞きに行きます。ずっと運転している彼へのねぎらいの意味もあります。すると彼はあなたに対してよりいっそう優しく振る舞うでしょう。 このように優しくされる、優しくするというのは表裏一体なのです。
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