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昔から、「いやよ、いやよ」も好きのうちという言葉がありますが、これはいやだ、いやだと言っていても、それは本当にいやなのではない、という意味です。 実際には、男にとって本当にいやなのかどうかは分かりにくいのが事実で、そこまで女性の心理を読める男は少ないでしょう。 なぜならその「いや」にはっきりした拒絶の感じが込められていないからです。 特に問題になるのが、女性本人が本当にいやなのかどうか分からないケースです。そして、後でもめるのです。男は合意の上だと思っていたのに、後になってそうではないと女性から言われてしまい、裁判沙汰になることもあります。 こういうことにならないためにも、「いやよ」という言葉の使い方をやめるしかなく、女性の「いや」には「いや」以外の意味はないと、男に分からせる必要があります。 これまで言われてきたように、「いやよ」は「好き」の意味で、この「いやよ」は「嫌い」の意味だという暗黙の了解は現代では通用しません。要するに、言葉の微妙なニュアンスを理解できる男が少なくなっているからです。 ですから、イエスかノーか、どちらなのか見分けにくい表現は、最初から使わないことです。男がどちらの「いや」なのだろうかと悩むような言い方は、必ず何かのトラブルを引き起こします。
肯定なのか否定なのか分かりにくい「いや」という言葉を使う女性のキャラクターを分析すると、次のようなキャラクターが浮かびあがってきます。 ★ 彼女は非常に保守的である ★ 恋愛においては女性から好きと言ってはいけないと思っている ★ 女性は常に控え目でなければならない ★ 古風な女性である こういう魅力たっぷりの大和撫子タイプだといえるでしょう。 ですが、奥ゆかしい態度は、言い換えると中途半端であいまいということになります。自分のことを好きなのか嫌いなのか分からないと、男の側は思ってしまうのです。 そして、男は自分に都合よく「この曖昧な態度は恥ずかしがっているのだろう」と解釈して、強引に口説いてしまおうと考えてしまいます。 彼女のような女性には自分の意見がありません。あっても口に出しません。ノーと言えない女性は決して素敵な女性とはいえません。大人しいとか控え目とかを美徳とする考えは、現在ではむしろマイナス面の方が多いような気がします。 ですから、本当に「いや」なときには、はっきりした口調で、かつ毅然とした態度で「いや」と言えば、どんな男でも分かるでしょう。
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