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男が女性にプレゼントを贈る場合、何を喜ぶのかを一番知りたがるものです。 女性一人ひとりによっても喜ぶものが違いますので、男としては悩んでしまいます。ブランドものが好きな女性もいれば、そうでない女性もいます。高いものを喜ぶ女性もいれば、そうでない女性もいます。 また、プレゼントで贈る側のセンスが分かってしまうので、物選びには慎重にならざるを得ません。 女心の微妙さは、男にとって一番むずかしいテーマですが、「何が欲しいの?」と直接女性に聞くのもあまり芸のない話です。 プレゼントのコツは、いかにもその人らしい贈り物、その女性にぴったりの物を贈るのがベストなはずです。 ということは、的外れの贈り物をもらってしまう女性は、普段の自分のアピールが下手ということになります。つまり、「わたしはこういう女なのよ」ということが、彼にしっかり伝わっていないということであり、そのためピントはずれのプレゼントをもらってしまうのです。 ですが、もらったからには嬉しいと言わなければならず、そう言われた彼は、その言葉を本気でとってしまい、そして、女性は、次回も不本意なプレゼントを受け取ってしまうことになります。
はっきりした考えのある女性へのプレゼントは簡単です。 仕事のキャリアを摘むことを生きがいにしている女性なら、おしゃれなダイアリーを贈りたくなります。そこに彼女が仕事のスケジュールを書き込む姿勢がイメージできます。 スポーツクラブに通うのが習慣になっている女性なら、トレーニングウェアを贈ればいい。彼女がそれを着てストレッチをしているところが目に浮かびます。 本好きの彼女なら、たとえばアート関係の写真集をプレゼントします。写真集は高価な物が多く、なかなか自分で買うわけにはいきません。それなら自分が贈ってあげようという気になります。 ところが、相手があまり自分のことを言わない女性だと、男性としては無難なプレゼントを贈るしかないため、女性はかなり損をしています。 その反面、男もダメなところがあり、とにかくブランド品を贈ればいいと思い込み、その結果、そのプレゼントがブランド品買い取りショップの店頭に並ぶのです。 物がありあまっている時代だからこそ、男も女もプレゼントに関しては、お互いにもっと理解する必要があるでしょう。 男はその女性の好きな物をしっかり知ろうとしなければダメです。女は自分がどんな女性かを男に教えなければいけません。 男女間のプレゼントがまるでお中元やお歳暮の贈答品みたいだとしたら、ぞっとしませんか。
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