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あなたに好きな人ができたら、一秒でも長く一緒にいたいし、友だちとの飲み会も理由をつけてキャンセルしたいし、夜のデートのために仕事を猛スピードでこなしたりするはずです。 ですが、男はせっかくの休日でも友だちとの約束を入れてしまうし、デートもすっぽかして仕事を優先したりします。 女性にとったら心配の種でしょうが、男性脳からしたら、「相手を大事にしている証拠」です。 女性なら、彼や女友だちの髪型が変わったらすぐ気づくでしょうが、男性脳は、近くにあるものほど目に入りにくく、たとえ彼女が髪の色を変えても、前髪を切ってもなかなか気づかなかったりします。
その理由は二つあります。 ★ 一つは、男の注意力は「目の前」ではなくて、「遠く」にあるものを把握するようになっていますが、それは近づいてくる敵に、瞬時に照準が合うようになっているためです。 ★ 二つ目は、生殖上の問題です。オスは子孫繁栄のために子種を撒き散らす本能がありますが、メスに比べて生殖行為にリスクが少ないため、メスを厳しく取捨選択しなくていいように男性脳がつくられているのです。 「目の前の女性が発情すれば、つられて発情する」くらい単純さがあり、また「この子は、好みじゃないから」という理由で拒否しないようにできているのです。 ですから、目の前にいる女性のアラ探しもしないし、一方で髪型を変えても、不満な顔をしても、気づかないように、近ければ近いほど意識も手薄になるのです。 「彼が自分とのデートよりも、男友だちとの飲み会を優先して、初めて本当の彼女になった」と理解するくらいで、ちょうどいいのです。 「釣った魚に餌はやらない」のではなく、「釣った魚は見えない」のが正解です。
つき合う前やつき合った当初はマメに連絡をくれたし、いつも優しく笑いかけてくれたのに、いつの間にか態度がぞんざいになったというのも、恋の進化形であり、あなたに飽きたわけではないのです。 男にとって「笑いかける」というのは「気を遣っている」ということで、つまり男は「守る」性ではなく「戦う」性ですので、始終ニコニコしていていないのが男の基本です。 女性は「生活を楽しむ」性ですから、たとえ「おひとりさま」でも、「ちょっとしたこと」を嬉しく感じながら、日々過ごすことができます。 ですが、男性は一人で韓流ドラマを見て「しあわせ気分」にひたったり、パンケーキを焼いてウキウキすることはできません。 女性から見たら味気なく感じますが、一緒に暮らしたときのベースも、それに近いものだと思っているのがいいでしょう。
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