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私たちの生命は、地球誕生以来、気の遠くなる年月をかけてゆっくりと進化し、海で生命は育まれてきたのです。 このように、すべての生命は、海(うみ)から誕生したわけですが、この海(うみ)の「う」という言葉の響きは、何かを生み出す言霊(ことだま)であり、私たちが怪我をしたとき傷口が化膿すれば、そこから膿(うみ)が出ますが、やはりこの膿(うみ)の「う」も同じ語源であります。 「う」という声、あるいは響きというものは、口をまったく開かなくても自然に出るところの内に含む声であり、これはエネルギーを内にためて、そこから何かを生み出そうとする、あるいは外に現われようとする声で、「陰」の声であり、女性の働きでもあります。
この海には、水がいっぱいありますが、これに太陽の適度な熱が加われば、陰の「水」と陽の「火」が揃うことになって、生命は誕生するのです。 ですから、この生命の誕生に関わる「水」というのは、非常に大切なものであり、私たちの命の源泉なのです。 このためにも、飲み物にも気を配る必要があります。 いろいろ健康にいいとされる成分を添加した機能的なお茶やジュースがあふれていますが、なんといっても真っ先に摂りたいのは、「生命の水」です。
「生命の水」とは、天然のミネラルがふんだんに含まれたお水のことです。 今では、浄水技術が発達し、人間に害を及ぼす不純物はほとんど除去できるようになりましたが、一方では、人間にとって必要なミネラルまで失われてしまいます。 毎日、手軽に入手できて無理なく飲むことができて、そして、自分の味覚に合うお水を探してみられてはどうでしょうか。 冷やして飲むより、常温か体温くらいのお白湯にして飲むのが良いと思います。 赤ちゃんを見ますと、肌もつるつるで、瑞々しいですが、これは体に水気が十分含まれているからです。 年をとってきますと、肌もガサガサになりますが、これは水気がなくなっているからです。 水をとれば老化を防げるのも、水は生命の源だからです。
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