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しつこい男は長生きできる


デュレックス調査によると、性の年間の平均回数は、ギリシャで164回、ブラジルで145回ということで、ギリシャが一番多かったようです。

ちなみに日本は、年間平均48回で26位ということで、ギリシャの3分の1の少なさです。

上位国はいずれも肉食がメインの元狩猟採集民族ですが、日本は基本的に草食の農耕民族です。この回数の違いは、狩によって命を落とす危険性の高い狩猟民族のDNAと、定着型農耕民族のDNAの違いによるものかもしれません。



農耕民族より狩猟民族のほうが性の回数は多い


命を落とす危険性の高い民族のほうが、「性は子孫を少しでも多く遺す生殖行為」という側面を強くすると考えられます。

いずれにしましても、ある調査によりますと、週3回以上パートナーと関係したほうが長生きで健康だという調査結果も出ているようです。

理由としては、性的回数の多い男性ほど、脳卒中や心筋梗塞、心臓病などの血管系の病気が少なかったということで、性的回数は多いほど、長生きできるというわけです。


性的回数が多いほど健康で長生き


専門家のなかには、性的行為は立派な運動であると明言している人もおり、体を動かせばそれだけ体温を上げ、全身の血流がよくなって血がきれいになり、男性ホルモンの分泌も高まります。

男性にとって、適度な性は、健康維持と男性力維持に大きな効果をもたらしてくれるわけです。当然の結果です。

人間も自然界の法則にのっとっているのであれば、子孫を残しておくのも大きな目的のひとつであり、その方法が性的行為なのですから、精力の強い男性のほうが免疫力も高く、元気であることは間違いないでしょう。

そのうえ、性的行為は、子孫を残すという意味合いだけではなく、男女のコミュニケーションを図って快楽を楽しむ側面もあるわけですから、女性にとっても元気のいい男性のほうが歓迎されるべき存在ともいえるでしょう。

それができない男は、すでに体力的にも弱く、それだけ長生きできる可能性は少ないのです。


セックス頻度国別ランキングとその推移

年間の平均回数

週1回以上の人の割合

2006年(26カ国・地域)

2006年(26カ国・地域)

2011年(37カ国・地域) 

順位

国名

平均回数

順位

国名

割合

順位

国名

割合

1

ギリシャ

164回

1位

ギリシャ

87%

1位

コロンビア

89%

2

ブラジル

145回

2位

ブラジル

82%

2位

ロシア

88%

3

ロシア

143回

3位

ロシア

80%

2位

インドネシア

88%

3

ポーランド

143回

 

 

 

11位

ギリシャ

80%

24

ナイジェリア

84回

24位

ナイジェリア

53%

35位

カナダ

56%

25

香港

82回

24位

米国

53%

36位

英国

55%

26

日本

48回

26位

日本

34%

37位

日本

27%

(注)デュレックス社調査による。
(資料)朝日新聞2014年1月1日






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