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人間には理性と知恵があるとはいえ、反面では動物であるオスの一面もあ「結婚すると、仕事で疲れが溜まっているのか、夫が夜かまってくれなくなった」などと女性から不満の声が上がったりしますが、本当に夫は疲れてできないのでしょうか。 あるいは、男というのは、「釣った魚にエサはやらない」という話もあります。 一般的には、同じ妻とか恋人だけと親密な関係を結んでいると、誰だって飽きてきて、性の対象として見られなくなるというのがホンネですが、これにも男の本能が深く関わっているのです。
「クーリッジ効果」ということばをご存知でしょうか。 クーリッジ効果とは、新しいメスの存在がオスの性的な衝動を活気付けることを言い、男性の浮気もこれで説明が可能だといわれていますが、これは、カルビン・クーリッジ大統領夫妻が農場を視察した際の以下の逸話に由来するようです。 『最初に鶏小屋を訪れた夫人は、飼育係に質問した。 「この雄鶏は1日に何回くらい雌鶏に求愛するんですか?」飼育係は「何十回もですよ」と答えた。すると夫人は喜んで「その話を主人にもしてやってください」と言い残して出て行った。 その後、鶏小屋を訪れた大統領は、飼育係からその話を聞かされ「では、その雄鶏はいつも同じ相手に求愛するんですか?」と質問した。飼育係は「いいえ、毎回違う雌鶏です」と答えた。すると大統領はにっこり笑ってこう言った。「じゃあ、その話を女房に伝えてもらえないか?」』【ウィキペディア引用】 要は、ハムスターなどをつがいで飼っていれば、始めのうちは接触の回数が多いのに、時間が経つに連れて回数が減ってきて、最後はオスがメスを見向きもしなくなり、精力が吸い取られたようになります。そこへ新しいメスを一匹入れてやると、精力を盛り返し、元気いっぱいで接触に励むことになるようです。
ですから、接触回数は生殖能力を出し切ったため減ったのではなく、新しい刺激がなくなったためで、これはオスの本能がそうさせているのです。 オスの本能は、たびたび説明していますが、ひとえに「種(たね)」をたくさんのメスにばらまく」ことなのです。この本能からいえば、同じ相手のメスだけの接触では、同じ種(たね)を同じメスにばら撒くだけで、オスの本能が満たされないのです。 結婚している男性でいえば、妻との関係は年ごとに減っていきますが、これは「妻の体を見飽きてしまった」「夫の精力が減退した」などとも考えられますが、根本的には、特定の女性だけでは「自分の遺伝子をより広くばら撒く」という本能が満たされないということが原因なのです。 |
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