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女性磨きも、男性脳には効き目がないこともある


普段からファッションに気を遣うし、流行もきちんとチェック、ネイルにも気を抜かないし、お料理教室も通って花嫁修業に余念がないのに、言い寄ってくる男たちは、微妙な男ばかりで、「自分がいいな」と思った男には相手にされない。

こんな女性は、きっと自分磨きが好きなのでしょうが、「努力しているわりには、いい男に縁がない」としたら、もしかしたら自分磨きの方向性を疑ってみるべきです。



男性脳が注目するのはメイクよりも姿勢


男女の脳は認知構造が違うので、男性脳が着目するポイントは、女性脳のそれとは違います。たとえば、「細部」より「全体性」を把握したがる男性脳は、凝ったアイメイクよりも、姿勢のよさに目を惹かれるのです。

さらに、会話の楽しさや、教養や礼儀をわきまえていること、前向きな気持ちなどの内面も、男にとっては外せないポイントです。

エリートで教養のある男性は、言葉づかい、立ち居振る舞いがしっかりしていて、ウィットに富んだ会話のできる、知性のある女性に興味を持ちます。

もし自分を磨きたいのなら、ボイストレーニングをして声を美しくし、正しい姿勢を身につけ、きちんとした服装をし、読書もしっかりしておくことが大切です。


相手を感動させなければ「いい恋」はゲットできない


たとえば、字が美しい、名刺の出し方がスマート、Tシャツの選び方のセンスがいい、音楽のセンスがいいなど、周囲の男性の「細かい才能」に気づいて感動するクセをつけること、それを口に出す訓練をすることです。

感動する才能は、男性を惹きつけます。
それから、感動して口に出すクセは、直観力の回路を強めることになり、キレイなものを見て「キレイ!」、美味しいものを食べて「美味しい!」と言うことも大事です。

日常の些細なことに「胸キュン!」の感動を覚えることです。


フェロモンセンサーが鈍っていないか?


人気のスイーツや上質なコスメ、ブランド品などで自分を満足させている人は、とくに要注意です。

「自分基準」ではなく、他人の価値観やテレビ、雑誌からの情報にとらわれると、左脳の働きばかりが増大し、右脳や脳全体の連携による直観力が働かなくなり、小さなことで感動できなくなります。

外からの情報による幸せ像を追うことに必死になると、男女の出会いに必要なフェロモンセンサーが鈍り、ますます出会い力を遠ざけていくでしょう。

フェロモンセンサーを取り戻すためには、ゆっくりお風呂に入ったり、クラシック音楽の楽曲を聴いたり、美術館に行ったり、料理をしたりするのもおすすめです。

外見よりも、「脳を磨く」ことのほうが、出会いを引き寄せる力になってくれるのです。




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