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好きになるのは、いつも年上の男性で、気がつくと何度も不倫を繰り返していたという女性がけっこういます。若い男には魅力を感じず、年上の既婚者は、みんな優しくて包容力があり、知識も豊富で、その上、経済的にも余裕があるので、不倫に走ってしまうのでしょう。 とくに今の40代、50代は、バブル時代を経験しているので、一流店での振る舞い方も知っているし、TPO(時・場所・場合)に合ったジャケットの着方も知っているし、クラシック音楽などの教養もあります。
女性としては、この「当たり前」をどう処理するかが、勝負どころでしょう。 不倫相手が妻を捨てて自分と結婚する、という可能性は限りなくゼロに近く、ときにはそんなこともありますが、当たりくじに当たるのと同程度の確率でしょう。 男性脳は、基本的に女性を積極的に嫌わない脳なので、経年劣化くらいでは別れようとは思いません。 妻に対する無関心に妻自身が耐え切れずに彼を嫌いになるか、妻がヒステリックなタイプで、ちょっとしたことを大袈裟に騒いで自滅してくれれば略奪愛も可能ですが、いずれも妻の性格に依存します。 男というのは、不倫相手の女性にときめく恋をしていても、男性にとって、妻はまた別なのです。相手の奥さんが自滅しない限り、略奪愛はほとんど起こりません。
どうしても成熟した大人の男がいい、となったら戦略は3つしかありません。
相手の家庭を壊さず、自分の生活は自分であがない、彼を恋人として生き抜いていく覚悟をする。経済的にも、社会的にも、精神的にも「自立した女性」として生きていかなければならないし、出産もあきらめることが必要です。 その覚悟の上に、自分も十分大人になった頃、その彼をゲットする人もいるし、若い恋人ができて劇的な結婚をする人もいるし、別の同世代の独身男性と出会って大人の結婚をする人もいます。
仕事に夢中で、あるいはバツイチで、「大人なのに独身」の男性もいます。この層を狙うという手もあり。しかし、仕事没頭組は女性の扱い方を知らないし、バツイチ組はその自由をなかなか手放そうとしません。 この戦略は、意外にも一番、実現可能性が低いのです。
結婚・出産は、女の人生のマストではないですが、縁あって経験できれば、エキサイティングです。青年がゆるぎない成熟男子になる道を見守るのも、なかなかオツなものです。 「今のデート」で考えれば物足りない若い彼も、長くつき合えば深い感性に触れることもあります。男性は表現力がプアなだけで、感性がプアなわけではありません。 それに、女性ホルモンの分泌は、日頃男性の匂いを嗅いでいる人のほうが安定するというデータもあります。女性ホルモンは、女性をさまざまな疾病から守り、みずみずしい肌や、女らしい曲線をつくってくれる大事な要素です。好きな男性の匂いの中で暮らすことは、心にも体にもいいことなのです。
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