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男女平等の意識が強くなったせいか、デートもきっちり割り勘にするカップルが多くなっているようですが、女心からすると、気分が盛り下がってしまうという人もいるようです。 映画やディズニーランドのチケット代も、後から請求されたり、奢ってくれたのは誕生日の1回で、「今日は特別だよ」といわれたりすると、確かに女性としては興ざめしてしまうでしょう。 もう少し前の世代であったら、デート代を女性に出さすなどはもってのほかで、男は支払うことで、相手に対して「優位」に立てるだけでなく、そもそも「LOVE」という言葉の語源は「食べさせる」という意味からきているからです。
もしかしたら、「いつも割り勘で気分が盛り下がる」というカップルの場合、彼女のほうにも彼に対して「ごちそうしてあげたい」という気持ちがないのかもしれません。 脳は「相手の心を写す鏡」なので、相手がニコッと笑ったり自分も笑いたくなるし、一生懸命に話しかけてくれたら一生懸命に応えたくなるものです。 デートのプランを出してくれたら、自分もプランを出したくなるもので、「相手がすること」を自分に置き換えて考えたほうがいいのです。 相手に奢ってもらうのが当たり前なのではなく、自分が奢ってあげたり、手料理をふるまったり、お弁当を持って行ってあげたりなどしていますか? こうした悩みをこぼす女性は、本人自身に「彼に食べさせてあげたい」という気持ちが足りないのかもしれません。
「すっごく美味しいランチ見つけたから、あなたに食べさせたくて、たまらなくなったの。行こうよ」と言ったら、相手は嬉しくならないはずはありません。 漫然と「デートだから、どこかで食べる」ということではなく、愛する人の笑顔が見たいから美味しいものを食べに連れて行く、というのが相手にごちそうすることの基本ではないでしょうか。 「私が食べさせてあげたかったから、私が出すね」 という心意気に対し、いやいや嬉しかったからお金は自分が出すよ、とか、次は自分が何かしてあげたい・・となるのが男女の愛情の深め方です。 そういう気持ちがないまま、 「デートしました。奢っていただきました、私は愛されています」 というポイント稼ぎで考えていたらダメです。まずは相手に美味しく食べさせたいという気持ちが鏡のように写し込まれていくので、あなたがそんな気持ちを持ちましょう。 それは単に奢ってあげるのではなくても、いただいたお菓子が美味しかったから、彼にも持っていってあげるとか、「ちょっとしたこと」でもいいのです。 そんな些細なことを繰り返して、お互いの間であげたりもらったりしながら、愛情は増幅するものです。 ですから、まずはあなたが食べて美味しかったものを食べさせてあげる。それで、あなたが奢ってあげてもいいのではないでしょうか。そんなふうにして心は通わせていくものです。
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