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女性なら誰しも、いつかは運命の人に出会える、運命とまではいえなくても、理想の男性に出会えると思うこともあるでしょうが、現実には、周囲の女性たちを見渡しても、そんな彼と出会えたような人はいない。 それでは、運命の人かどうかは、どうすれば知ることができるのでしょうか。
不思議なことに、男性脳と女性脳は、「発情する者同士」は性格が合わない仕組みになっており、イラッとしたり、ムカッとしたりする相手にしか、発情できない仕組みになっているようです。 ですから、「あの人って、ムカつくことばかり言ってくる。どうしていつも、カチンとくることばかり言うの」と思う相手がいたら、逆に「脈がある」ということなのです。 すべての生物は、「自分が持っていない遺伝子の型の遺伝子の持ち主」に恋をします。理由は、型の違う者同士の遺伝子を掛け合わせて、できるだけ強い遺伝子を作るため、「遺伝子の型が違う」ということは、「感性が全く違う」ということになるのです。 たとえば、暑さに強い人と寒さに強い人がカップルになって遺伝子を残せば、地球が温暖化しようと寒冷化しようと子孫は生き残る確率が高まるのです。 だから、愛し合う者同士の「エアコンの適性温度」は一致しないようにできているのです。
運命の人を探すコツは、「キスしてみたい、触ってみたい」などと思えることが大切で、つまり決め手は感覚的なものしかありません。 つまり、相手の遺伝子をどうやって見つけるかは、異性の見た目、声、触感、そして匂いなどです。とくに、体臭に含まれる「フェロモン」です。 この匂い物質は、潜在意識で嗅ぐ匂いですが、免疫抗体の型の遺伝子を知らせているといわれていて、最も大切な情報源なのです。 「生殖リスク」がオスとメスで全く違う哺乳類では、メスのほうが圧倒的に、これらの遺伝子情報感知度が高く、異性の取捨選択が厳しいといわれています。 たとえば、男は10人の女性が裸で迫ってきたら、「どうしてもこの子はイヤ」という男はいませんが、女性では、10人のイケメンが口説いても、必ず堕ちる保証などありません。 異性を厳しくより分けるフェロモンセンサーの感度は、25歳女子が最も高いといわれています。 25歳女子は、たとえ数十メートル離れていても相性のいいフェロモンの持ち主を感知しているとさえいわれているのです。脳の好き嫌いのふれ幅は、プラス方向にもマイナス方向にも大きいので、25歳のときは、すごく好きな人も、すごく嫌いな人もあります。 だから、20代で恋に落ちると「運命の恋」と感じます。 「彼のような人は、他にはいない」ということを、潜在意識で知っているからです。
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