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女性にとって、結婚相手との出会いはまさに「運命」で、この人と会うために現世に生まれてきた、とまで思うほど確信に満ちているけれど、男性は確信がほとんどないまま結婚を決めています。 哺乳類のメスである女性は、自ら身ごもって命がけで出産し、出産後も授乳をし世話をしなければならず、2、3年は子育てが続きます。 一方、男性は、理論上は数分で子作りは終わり、ほとんどの場合、命の別状はありません。
このように生殖リスクの高い女性は、相手をつぶさに観察して出会ったすべての異性と比べ、「最高の免疫抗体の型の遺伝子」を見つけ出して発情するため、運命の人と思えるのです。それは、1万人の中の一人を見つけ出しているのですから、恋をしたときの確信は深い。 結婚式でも、花嫁は「こんなにいい男をもらっちゃって、ゴメンネ」と内心は優越感に浸っているのですが、他の女性にとって、その新郎は生殖相性がいいわけではないので、なんとも思いません。 ところが、男性は「そこそこの免疫セット」でも十分なため、100人のうち、それなりにかわいい女性が迫ってくれたら、80人くらいはOKなのです。運命の人だというような確信はいらないのです。
男性はずっと一緒にいて、責務を果たし続けてきた相手に愛着が湧くようにできているのです。相手がしわくちゃになろうと、毒づく妻であろうと、それは変わりません。だから、奥さんが先に亡くなったりすると、さみしくて早死にしたりするのです。 愛を確信した女性は、理由もなく尽くしてあげることができるけれど、男性にぼんやり「優しくしてね」「ずっと好きでいてね」とお願いしてもムダです。 身辺を定点で固め、遠くの目標を定め、「到達すること」が快感な男性脳には、わかりやすい目標を与えて達成させることが重要です。 別に難しい目標でなくてもいいのです。 「私、週末はいつも、さみしくなるから、土曜の夜は必ず電話してきてね」とかでもいいのです。 ポイントは「目標達成」ですから、その時間に電話をしてきたら、「ありがとう」とお礼をいってあげます。 男はこういうように目標達成してお礼を言えば、あなたに愛着が湧いてくるのです。 問題は、一度決めた目標は、やり続けさせることが大切なのです。
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