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恋愛上手になるために大切なことは、まず、男と女の違いを知ることでしょう。 たとえば、 ・ 男が考えている本命とセカンドの違い ・ 男の「好き」と「愛している」との違い ・ 女と男の脈ありサインの違い ・ 女と男の「惚れやすさ」の違い などです。 ★ここでは、男女の恋愛観や言動の違いをまとめてご紹介しますので、恋愛上手になって、好きな彼氏や彼女をモノにしましょう。
★女性の声の高さと男性の声の低さには理由があります。 男性に「のどぼとけ」があるのは、アダムが禁断のリンゴを食べてしまったからなんてことを本気で信じている人はいないことと思います。 思春期になり、男性にのどぼとけが出て、声が低くなるのは進化学的に理由がちゃんとあるのです。
★その理由は、女性は声が低い男性にそそられ、男性は声の高い女性にそそられるからです。 赤ん坊に声が届くように、女性は声が高い必要がある、という説がありますが、それでは男性の声が低くなる理由にはなりません。女性は基本的には声の高さが変わらず、声の高さが変化するのはむしろ男性です。 この傾向は、たとえばカエルなどでははっきりしていて、声が低いオスはただそれだけでメスにモテます。人間の男性も、声の低さがセックスアピールになるからこそ、声が低く進化したのは言うまでもありません。
★声の低さは、威厳や強さのアピールになり、逆に声の高さは柔順さや緊張のアピールになります。 ですから、女性は、男性の前ではブリッコをして声をオクターブ高くして男性の気を引こうとします。 合コンの場で声を高くしてブリッコしながらしゃべる女性が同性に嫌われるのは、そのような抜け駆け行為丸出しだからです。
★そのような観点から、日本人と欧米人のベッドインのときの声を研究した結果、日本人の声は欧米人よりも周波数が高く、より赤ちゃんの声に近いことが分かったようです。 つまり、柔順で緊張してあなたに惚れてますよ、というアピールが、ベッドインのときの声により強く表れていたのです。 日本人は、欧米人に比べ、ベッドインのときに男性をそそる声を発していることが分かりました。どうして日本人女性がそのようなベッドインのときに声を発するようになったのでしょう。 どうもその秘密は文化の違いにあるようです。農耕文化と狩猟文化の違いです。 アマゾネスを代表とする狩猟文化では、女性が男性よりも多くの食物を採取し、子供も自分の手で育てるため、女性が経済的に自立しています。つまり男性に柔順で頼るということをそれほど必要としないわけです。
それに対し農耕文化では、男性がしっかり土地を確保していて、女性は土地なしでは自立することが不可能です。 ★必然的に農耕文化では、女性は男性に柔順でなければならなくなります。このような文化の違いが、ベッドインのときの声の違いに表れていると思われます。 高い声ほど、男性にかわいいと思われるということを知っておけば、なにかと恋愛でも有利に運べることは言うまでもないでしょう。
男性と女性とではどちらが嫉妬深いかは、いろいろと意見はあるでしょうが、重要なことは、男女では嫉妬する対象が違うということです。 対象が違うのに嫉妬の深さを調べることは不可能ですが、遺伝子的な立場から考えると、男性のほうが女性よりもはるかに嫉妬深いようです。
女性が嫉妬するのは、男性が他の女性と肉体関係を結ぶからではなく、男性の経済力や子育て能力という資源を他の女性に奪われる可能性があるから嫉妬するようです。 男性が浮気をして他の女性との間に、万一、子どもを作ってしまうと、その男性の資源は二分されてしまいます。100あった資源が50になったら、許せないのは当然でしょう。だって、100全部もらえると思ってカップルになったのに、それが50になったら結婚詐欺です。 つまり、女性は男性の貴重な資源は絶対に独り占めしなければ子どもを十分に育てることが難しくなりますので、嫉妬という感情を用いて男性に浮気をさせないためのプレッシャーをかけるように進化したといえるでしょう。
これに対して男性の嫉妬は女性の肉体、つまり性そのものが対象です。というのも、性的行為をすれば通常妊娠してしまうわけで、自分以外の男性と性的関係を許すことは、その女性に他の男性の子どもを宿させることを認めることになります。 万一、他の男性の子どもを妊娠したにもかかわらず、そのことに気づかずにその子どもを養育した場合、一人っ子だったらその男性の遺伝子は後世に受け継がれることはありません。 つまり、その男性の遺伝子は絶滅するわけであり、いわば遺伝子的な殺人の被害に遭ったことになります。 男性は自分の労力や経済力を子供に注ぐ、そして子育てする生き物ですから、もし間違って他人の子どもを育ててしまえば、大損害です。その損害額は生涯賃金の2億円や3億円とも考えられます。 ★男性はこれほど自分の労力や経済力を子供にかけるからこそ、自分を騙した女性に対して殺意なみの嫉妬心を抱くのです。 騙すとは、つまり性的関係です。女性の場合、浮気によって他の男性の子供を宿す可能性(自分が騙されて他人の子どもを育てる可能性)があるからこそ、男性は女性の浮気に対して強い嫉妬心を抱きます。 いわば、男性の遺伝子のメンツにかけて女性の浮気に嫉妬すると言ってもいいでしょう。 ★結局、男性も自分の人生をかけて子育てするからこそ嫉妬するのです。 それが証拠に、子育てする気がない場合は、女性の浮気に嫉妬しません。全く結婚を考えていない男性は、つき合う女性に貞操を求めない傾向があることが、すでに立証されています。
★嘘は本来、「自分にないものを要求」されるからつくのです。 嘘のシステムは、お互いに相手に望んでいるものを自分は持っているということを誇張して示そうとするところから始まります。 自分にないものを相手に要求されたため、それをあるかのように見せて相手によく思われようとして発生するシステムのことを言います。
★男性が女性に求めるものと、女性が男性に求めるものとは基本的に異なるので、必然的に男女の嘘の質は異なってきます。 では、女性は男性に何を求めるのでしょう。 最終的には子どもを立派に育てるために必要なものを求めます。具体的には家族を守る力(地位)であったり、子育て(経済力)、そしてそれを他の女性に配らないこと(誠実さ)であったりします。 一方男性は、女性に生殖能力(若さ)、美しい子どもを産んでくれること(ルックス)、他の男性の子どもを産まないこと(貞節)、自分の管理下でおしなしくしていること(柔順さ)などを求めます。
これを知ると男女はお互いに、自分の子孫繁栄に有利になるように行動することが分かります。そのため相手が望むこれらのものを、実際よりも多くあるように見せようとします。これが嘘です。 ★男はステータスに関係することで嘘をつきます。 ですから、男は一途であること、ステータスに関わることの嘘をよくつくのです。
★これに対し、女性は若さや美しさを化粧することで偽り、より柔順なふりをします。 また生殖能力の高さをアピールするために胸にパッドを入れたり、ヒップアップパンツをはいたりします。互いに相手が欲しがるものを多く身につけているかのようにウソをつくのです。 ところで、男女どちらの嘘が罪深いのかという判断は難しいでしょうが、女性は「他人の子どもを夫を騙して育てさせる系」の嘘をつき、男性は一途であることを強調し、実は妻子持ちであったりと「女性に子どもを産ませてとんずらする系」の嘘をつきます。 どちらが遺伝子的に不利だったかというと、どうやら女性が騙された場合のほうがダメージは大きいと推測されます。というのも、嘘を見破る能力が圧倒的に女性のほうが鋭いからです。 つまり、女性は男性の嘘を見破れなかった場合、子孫繁栄には不利でした。そして嘘を見破った女性たちの子孫だけが現在、生き残っています。 ★だからこそ、女性は嘘を見破る力が発達していると考えられるのです。嘘も方便とはよく言いますが、あまりにひどい嘘は身を滅ぼしますので注意が必要です。
男性にとっては数多くの女性と関係を結ぶことが、遺伝子に命じられている使命です。そのためには女性を手間ヒマかけて口説き落とさなければなりません。 女性は体を武器にすれば、比較的たやすく男性とつき合うことができますが、男性はそうはいきません。 浮気が遺伝子に命じられているように、女性の奪い合いもまた激しいといえます。
★男は現在の彼女も過去の女性もキープしておきたがるものです。 そして男性にとって重要なことは質もよりも量です。早い話が、今までつき合ってきた女性をすべてキープしてコレクションを作っておけば、必然的に多くの女性を確保できるようになります。 つまり過去の女性に未練を持つことは、子孫繁栄上、非常に都合がいいのです。 しかも男性はつきまとわれて嫌な思いをした女性に対しても、会わない期間が長くなると、再びときめくようになる性欲のシステムを持っています。おかげで自分からふった相手に対しても、月日がたつとまたちょっかいをかけたくなります。
これに対して女性は好きな男性が現れると、過去の男性関係はきっぱり断ち切る習性があります。これは人間の子育てシステムには極めて重要です。なぜならば、男性は生まれた子どもが「自分の子だ」ということを確信してないと子育てをしないからです。これを父性の確実性と言います。 女性は男性に子育てさせるためにも、父性の確実性がアップするように行動しなければなりません。万一妊娠してしまったとしたらどうでしょう。もし、過去の男性に未練を持って性的関係を続けていたら、「でもそれってオレの子どもじゃないんじゃない」なんて無責任に逃げられてしまいます。 ★ですから女性は、父性の確実性をアップさせるために、過去の男性はきっぱり断ち切るように遺伝子に仕組まれているのです。 もちろん、以前、好きで好きでしかたなかった彼にふられて、さびしさのあまり身近な男性とつき合いだしたというような場合は、その彼に未練を持ちますが、基本的に今の彼より好きな男性ができて、つき合う男性を乗り換えた場合は前の彼を完全に断ち切るものです。 ★女性と男性では、これほど過去の異性への未練の度合いが違うということです。 →続き T U V W
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