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男は一つのことに夢中になりやすく、何かについて深く掘り下げたくなるのも男の特徴です。マニアという言葉から女性の姿を連想する人は、ほとんどいないでしょう。 大多数が男の姿をイメージするはずです。コレクターという人種も男の方に多い。たとえば、ミニチュアカーのコレクターなどがいい例でしょう。物を集めたがるのも男です。あの『開運！なんでも鑑定団』を見ていても、たいがい骨董やおもちゃを際限なく集めているのは男です。 それでは女性はどうなのでしょう。 女性の好奇心は一つのことを掘り下げるのではなく、いろんなことをしたいという形になります。海外旅行もしたい、美味しいものも食べたい、ブランドもののバッグも欲しい、クルマも運転したい、ペットの買いたい・・・と女性の興味は尽きることなく広がります。
男は一つのことに興味を向け、女性はいろんなことを知りたかったり経験したかったりします。一つなのかいっぱいなのか、深くなのか浅くなのか。そこが男と女の大きな違いであり、価値観の相違ともいえるでしょうが、一体この違いはどこから来るのでしょう。 男は研究熱心なのです。コレクターを例に取ると、自分が集めた物に関して、もっと別の物があるのではないかと思ってしまう。これだけではないはずだ。そう考えるのです。そして、彼のコレクションはますます増え続けるのです。 女性はそこまでしなくてもいいのにと、思うでしょう。それに使うお金を他の楽しみに使えばいいというのが女性の考え方です。ところが、男は追求したいと思い、それにお金を使うのを惜しいとは思わないのです。
マニアックな男性とのつき合い方としては、二つの態度があります。 ★ 一つは女性もマニアックになってしまうやり方です。 つき合っている男性がバイク好きなのに合わせて、自分も大型バイクの免許を取るといったタイプです。しかし、これはかなりむずかしいでしょう。すべての女性がそこまで男性の趣味に合わせられるとはかぎりません。むしろ合わせられる女性は少ないでしょう。 ★ もう一つは、男性の凝っているものごとに理解を示す方法しかありません。 自分で大型バイクの免許までは取らないけれど、バイクについての知識ぐらいは身につけるといいでしょう。 マニアックな男を見るのを楽しむぐらいの余裕が必要で、趣味の店に行くときにもついていくことが大切で、「あなた一人で勝手に行って」などと言っていては、彼の心はつかめません。
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