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哺乳類のオスはほとんどが子育てに参加しません。その中で男性は女性のためにせっせと働いて財産を女性と子孫に与える唯一の動物です。 しかも、男性は財産を分け与えるという、動物界ではこれほど特殊なことを何の疑いもせず行っています。だから、「男性は偉い」などと言うつもりは毛頭なく、これこそが人間の特徴なのです。
世の中には妻子を養わず、それどころか妻が働いて得たお金をギャンブルに注ぎ込むような男もいますが、そういう人は人間の心を持っていないのかもしれません。 男性が妻子を養うことは人間の務めです。 それが嫌なら、生まれ変わって他の動物になるがいいでしょう。 一方、女性はというと、一見、男性の三歩うしろを歩いているように見えても、男性の労力を借りて一生を送るという事実からすれば、鵜飼の鵜のようなものです。鵜は必死になって魚を取ってきますが、鵜匠の前でそれをすべて吐き出させる。これが人間世界の実態なのです。 最近は、それが嫌で独身貴族を満喫する男性もいれば、男性に媚びることなく自分で生計を立てている女性もそれなりにいますが、人間の基本原理は変わりません。
男性は結婚してからは女性に操られて生きる生き物です。 お互いに駆け引きをし合っている独身カップルには、このことは全く理解できないかもしれませんが、既婚者なら多少なりともこのニュアンスはわかるでしょう。 男性の習性として、結婚後はほとんど女性に操られる運命にあります。外見が亭主関白であっても、カカア天下であっても関係ありません。一生、妻と子供を養うという事実からすれば、操られている以外の何物でもありません。 現在結婚していて、既に女性にがんじがらめにされている男性は、その女性と離婚する気がないなら、お金が自由にならないことは早目にあきらめたほうがいいでしょう。それが嫌なら、妻を養っても余りあるほどの収入を得るよう、頑張るしかありません。
大切なのは、女性は、男性を操る立場にあることをしっかり自覚することです。 これは男性をもっとしっかり操れ、という意味ではなく、操られる男性の側に立って物事を考える必要があるということです。 「コイツのためなら操られてもいい」と思えるような人にならなければ、男性は働けば働くほど欲求不満がつのることとなります。ですから、お互いの不満がつのる前に、女性も男性も人間のこうした特徴をよく理解し、自分をときに見直してみることも必要なのです。 もう一度、言いますと、男性は妻子に財産を与えることにためらいを覚えず、女性は男性に「操られてもいい」と思わせるような女性になることです。 |
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