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女性が持っている男性を選択する能力は、地球上の動物の中でもっとも優れています。このことを考えますと、遺伝子という芸術作品をこれほどまでに高度な作品に仕上げたのはほとんど女性の力だといえます。 はっきり言って、男性に「相性のよい遺伝子」を見つけ出す能力は皆無に等しい。実際、見た目が美しい女性ばかりを追いかけている男性は非常に多い。
たとえば、ミスコンテストなどでは、男性は女性を外見でランクづけします。それに引き替え女性はどうでしょう。ルックスよりも男性の社会的地位や将来性を重視する女性がほとんどです。 裏を返せば、それだけ女性の人を見る目が肥えているといえます。しかし、なぜ人を見る目が肥えているかといえば、「強欲だから」にほかなりません。それほど打算的に、自分に得を与えてくれる男性を探そうとしているのです。
では、女性は男性の何を感じ取ってランクづけしているのでしょうか。 それは人間のオーラではないでしょうか。初対面のときに、「ピッとくるもの」を感じたという女性は意外に多く、これは男性のオーラではないかと推測されます。 さらに「好きになった理由は?」と女性に質問すると、「私にないものを持っているから」と答える人が多い。これには正直いって驚きです。男性は外見重視なのに対し、女性は「自分にないもの」を感じているのです。 しかも、どうして「自分にないもの」を感じ取ることができるのでしょうか。そんなものは目に見えないし抽象的過ぎます。だから、それを感じ取る能力は超能力としか言いようがありません。 人間が地球上でもっとも優れた種族である理由は、もっとも優れた遺伝子をもっているからです。では、もっとも優れた遺伝情報とは、もちろん頭脳の情報でしょう。 では頭脳のどういう能力が優れているのでしょう。
言語力か、計算力か、記憶力などいろいろあるでしょうが、もっとも優れている能力は「相性のよい遺伝子を探し出す能力」ではないでしょうか。この能力があったからこそ人間はここまで進化してきたのです。 女性のこの能力は数量化し測定することができないので、正確に把握することは難しいと思われます。 人は形あるもの、目に見えるものしか評価することができないので、道具や機械をつくったり、絵や音楽をつくったりする能力を絶賛しますが、本当は「相性のいい遺伝子を探す能力」のほうがよほど絶賛に値する能力なのです。 もとよりこの能力があったからこそ人間は進化し、道具や機械を操れるようになったのです。女性が男性を選ぶという行為には、これほどまでに重要な意味が隠されていたのです。 |
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